相続・贈与・相続対策のポイント
Vol.4 良い相続とは何か?…ああ、相続!思いを伝えたい
良い相続とはどんな相続でしょうか。
いずれだれにも訪れる死、不安のない方はいないでしょう。自分の事業は、財産は、家族は、親族は? 平安を願わない方はいないでしょう。
税法上の申告は、5千万円プラス1千万円かける法定相続人の数の金額を超す場合に申告義務が生じます。申告期限は10ヶ月。期限内に申告が出来ない場合、大きな節税の特例が利用できません。時間との戦いです。このとき、相続人の間でスムーズにことが運べばよいのですが、なかなかそうもいかないのが現実かもしれません。
■良い相続とは何か?
それは、自分の思いを伝えられる相続とも言えるのではないでしょうか。
松戸公証役場の先生(優しい先生です!)に、人の思いを伝え実現させる「遺言(いごん、ゆいごん)」について伺いました。まず、大変印象に残ったのは、遺言適齢期は元気に働いている年代であること、子供は相続をめぐる争いをおこさないと考えるのは早計かもしれないこと、自分の財産は多くないから「遺言は自分とは無縁の世界」と考える人は苦労して貯めた財産であるからこそ、大切な人にも残す必要があること、等々。
自分の思いを形にする「遺言」と「遺書」と混同する人も多いそうです。
死後の不安を抱えたままで生きていくより、「遺言」を残すことで、もやもやも消え、心軽やかに明るく生きていけるそうですよ。
お考えの方は、自筆の遺言は問題もありそうですので、お近くの公証役場の先生のアドバイスを受けながら作成することをお奨めします。なにしろ、格安で安全なのが魅力と思われます。
さて、鳥居会計として「良い相続」とは何か?
もちろん、ありとあらゆる税法上の手段を使って節税を図ることが第一でしょう。そのためにさまざまなネットワーク、評価のチームワークを構築してまいります。より良い相続実現のためには、皆様の相続対策の準備も欠かせないと考えます。
相続問題においては、「円満な相続」を目指し、争いのない相続を数多く実現させています。まずはお気軽にご相談ください。
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